千光士農園 Blog
2025/02/22 08:08
土佐文旦の発送、最盛期の現在です。
今作の土佐文旦は、春先のカメムシの大量発生や、猛暑、暖秋の影響で、家庭用に箱詰めできない外観品質の劣る規格外品の土佐文旦が非常に多いです。見た目は良くないですが、秀品やご家庭用の土佐文旦と同じ樹から収穫しています。秋の暖かさと降雨の影響で赤ダレも多いですね。

【訳あり品】の土佐文旦は、5kg、10kg、20kg(10kg×2箱)で販売をしています。
コハン症の土佐文旦は、今のところ発生が少ないですが、コハン症は、暖かいところや、湿度の非常に高い所に置いて置くと症状の進行が早くなります。日持ちは短くなる傾向になります。冷暗所での保存をお願い致します。果皮のみの症状で、中までは影響はありませんが、症状が進むと痛みがでやすくなります。また、症状が深くなると、中まで影響することがありますので、お早めのお召し上がりをお願い致します。
へた周りが弱い土佐文旦も今作は非常に多いです。幼果の時にカメムシに吸汁され形のいびつな土佐文旦も多いです。猛暑でしたが、日焼け防止の資材を日焼けがきそうな果実に1玉1玉被覆させたため日焼けの被害は少ないです。
今作を振り返ると、なかなか大変な1年でした。就農してからもっとも大変な1年だったと振り返っています。
高知県安芸市の柑橘農家 千光士農園